Wednesday, February 11, 2015

2015-01-31 志摩 大王崎 間崎島 フィールドワーク

三重県志摩市の大王崎に行ってきました。去年の秋に志摩へサーフィンしにいったとき一応地図で志摩全体に階段がないか探したんですが見つからなかったんですよね。しかし志摩生まれの友人が大王は階段多いというので地図で確認してみると確かに!Google Mapsで階段を探すときはかなり拡大しないといけないし、これだけ小さい部分に集中してるとそりゃ見逃しますよ。

志摩はリアス式海岸なのでかなり街に坂が多いんだけど、階段があるのは大王だけというのはとても面白いです。

これはリアス式海岸全体の特徴なのかわからないけど大王を歩いてるときに思ったのはリアス式海岸だから海からすぐ崖になってるんだけど、内陸側はまたすぐに落ち込んでいるんですよ。つまり崖というか自然に出来た壁のような状態になっている。これはなかなか面白い地理的特徴だと思います。

大王地区で特によかったのがこの階段。逆光であまり綺麗に撮れず伝わりにくいですが下から上までずっと石畳の階段が続いています。これが神社の参道や旧街道ということであればわかるんですが住宅街の中にひっそりとあるところが自分の琴線に触れます。ここでおにぎり食べましたが風が強くてちょっと寒かった。

上記の階段を下から見たところ。これだけ見ると有名な沖縄の首里金城町石畳道と言っても騙せそうです。

銭湯の跡と階段。なかなか立派な煙突で見応えはありますが安全なのかちょっと気になります。

大王崎灯台手前。大王崎灯台は常時開放されていて寄付金200円で登ることができます。そこまで高くないのでぜひ登ってみましょう。

しかしまあ灯台の真下からは灯台自身の写真は撮りにくい。ちょっと離れたところにある公園からだとなかなかよい構図で灯台を見ることができます。

灯台から大王町側を見たところ。けっこう住宅が広がってますが階段があるのは手前側の一部だけです。

これは路段ではなく普通の民家ですがこうやってコンクリ製の平屋の屋上に登る階段があるところがなんとなく海の町っぽくないですか?

これは大王町を離れ片田という地区で見つけた階段。片田には階段は数カ所しかないんですが、逆にそれだけでも集まってるといえるくらい志摩には階段はありません。ほんと大王だけが特殊なんです。

片田から和具港まで歩いてきました。5kmくらいなのでたいした距離ではないですが風強いしけっこう寒かった。ここから近鉄の始発駅である賢島まで船が出てるんですが、途中間崎島という島に寄港するのでそこで降りてみることにします。なお和具港は特に待合室とかないのでめちゃ寒い。切符売ってる民宿が食堂もやってたのでそこでご飯を食べながら船を待ちました。

間崎島に着きました。驚くほどなにもないです。民宿も売店もない。人口は100人いるかいないかで、学校はすべて廃校になっているそう。和具港と賢島の中間にあってどっちも遠いわけじゃないので日用品はそっちに出て買えばいいんでしょうけど、賢島も和具港も港のすぐそこに商店があるようなところではないのでやはりかなり不便であると思われます。

間崎島で路段だ!と言える階段は2箇所だけ。昔は真珠の養殖でかなり発展し人口も多かったそうなので階段の少なさはちょっと意外かもしれない。

でも間崎島の渚からみる黄昏は非常に綺麗でした。古民家を使った再生的な活動でもう少し活気を取り戻せるといいんですけどねえ。休憩する場所もあまりないし間崎島は島遊びとしてはけっこうレベル高めなのでちょっと人には勧めにくいかもしれないw

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