Sunday, January 4, 2015

2014-12-29 保戸島 フィールドワーク

2014年の夏以降は登山に集中していたため階段巡りを休んでいました。しかし冬になり山はオフシーズンなので階段巡りを再開します。といっても、12月末にちょっと手術してまだ完全には治っていないので小規模な階段巡りです。

2013年年末に引き続き、2014年年末も山口県宇部市にある友人のご実家にお邪魔して1週間弱滞在してきました。そして彼は離島や山間部にある床屋で散髪をするという特殊な趣味の持ち主であるため、彼と一緒に大分県保戸島へ行き、自分は階段を巡ってきました。

保戸島までは津久見港から船で40分ほど。写真に入ってる範囲で保戸島の集落の大半は写っています。マグロ漁で隆盛を誇った10年ほど前までは人口が3000人近くいたそうですが今は900人と、急激な過疎化が進んでいるそうです。歩いてみた感じ廃墟はそんなに多くなさそうに思ったんですけどね。

階段と海が近いのがやはり島階段のいいところ。この日は天気もよく気持ちよく歩くことができた。

ちなみに島のパンフレットにも迷路のような階段、と書かれていたので公式に階段推しと考えてもいいようです。

瀬戸内の島と言えば猫ですよね。島民より多い、というほどはいませんでしたがそれなりにいて、一部はけっこう人懐っこくて触ることができました。

自分が一番気に入ったのはこちらの階段。恐らく島内で最大なのではないかと思います。他の階段はほとんど家々に挟まれていてかなり細かったのに対し、このように幅があるのも島内では珍しい。もちろん階段上から見る景色も素晴らしかった。

廃屋に残されたお風呂場。うまく改装してここのお風呂使えるようになったらぜひ入ってみたいw

あまり見かけない、まさに路段を作成している現場。

一昨年の祝島も同様だけど、島は面積が限られているので住宅と住宅が接近していて階段も細いものが多い。そして両側に住宅があるので多少狭い感じがあるのは確かです。しかし尾道の綺麗な古さ、門司のオシャレなレトロ感とは違った「昭和の生活臭」がそのまま残されているのが島階段の良さかもしれません。

保戸島とは関係ありませんが帰りに別府の近くにある「へびん湯」という野湯に入ってきました。野湯のわりにお湯の温度が絶妙に調節されていて非常に気持ちよかったです。

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